映画「犬ヶ島」の感想

映画「犬ヶ島」を観てきました!

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞している作品です。日本で漫画化もされるそうですね!

監督は、ザ・ロイヤルテネンバウムズ、グランド・ブダペストホテル等で知られるウェス・アンダーソン氏(Wesley Anderson)

どの映画も大好きなテイストだったので、今回の犬ヶ島もとても楽しみにしておりました。

声優人も豪華で、ブライアン・クランストン、エドワート・ノートン、ティルダ・スウィントン、スカーレットヨハンソン、「RADWIMPS」の野田次郎、夏木マリ、オノ・ヨーコまで!

この映画は今から20年後の日本が舞台になっており、メガ崎市でドッグ病が流行し、(隠れ猫好きの)小林市長が全ての犬をゴミ島=犬ヶ島に追放します。そして、12歳の少年が小型機で犬ヶ島に上陸し自分の飼っていた愛犬のスポッツを他の犬たちと共に探しに行く、冒険ストーリ。

日本が舞台のため、日本の生活や伝統芸能など色々な日本文化のオンパレード

映画の公式サイト曰く、日本好きな製作陣が日本を舞台にした映画を作りたくて実現した映画だとか。

また、この映画は黒澤監督の影響を強く受けているとのこと。

日本語でデザインがされており、少年は日本語で話し、英語で犬は話しととても面白い構成になっています。

また、ストップモーションアニメといって、静止している物体を一コマ一コマを少しずつ動かしていく方法で撮影されているので、犬や人間の動きがアナログ感があり温かみを感じます。

この映画では、900もの出演人形が人の手で1つ1つ作られており、1つの人形の表情の顔型も何パターンも作って撮影されたとか。(3Dプリントも使用せず)

こんなに多くの人形を手作りして作られた映画はないとメーキングでは語られています。

髪の毛も犬の毛も一本一本人の手で埋め込んでいるとか〜!!感涙

映画を観た後(または前)に、公式サイトのメーキングを見るとこの映画のすごさが倍増しますので、是非メーキングは見ることをオススメします。

この映画は、監督のイメージをもとに、多くの人々が繊細な作業を繰り返し作られていることに感動。

そして、独特なウェス・アンダーソン色彩感覚や世界観がこのスローモーションアニメと相まって心温まる物語になっています。

映画のサウンドトラックも、日本の音である太鼓を使った楽曲や、哀愁漂う美しいメロディーが映画を更にセンスの良いものにしています。

黒澤監督の映画音楽も利用されていて、古き良き日本映画の名作をトリビュートしています。

映画「犬ヶ島」はストーリももちろん素敵ですが、スローモーションアニメが作られる過程やもウェスアンダーソンの作り出すビジュアル感が好きな人には圧巻!の映画になると思います。

日本公開は5月25日全国ロードショーなので、是非劇場に観に行かれてみてくださいね!

犬ヶ島
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2018-05-23

 

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