【自分の子供じゃないと本当にダメ?】妊活がうまく行かなかったら、養子縁組や里親になるという選択肢もあり?!

4月4日は「養子」の日だそう!

「里親」という選択肢は、海外ではよく聞きますね!

私たちも絶賛「妊活」を始めて8ヶ月。

まだ「不妊」という定義の1年は超えていませんが、年齢も年齢なので、夫婦で「里親制度」「養子縁組」についても話し合ってみました。

私たち夫婦は自分の血筋を守ることに固執していないので、もし今後子供が授からなくて、経済的に余裕があったら「里親制度」「養子縁組」をしてみても良いかもしれないということになりました。

まだ先のことはどうなるかわかりませんが、お互いの気持ちを確認しておくことはとても大事です!

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そもそも里親、養子縁組ってどんな制度?

「里親制度」は、育てられない親の代わりに一時的に家庭内で子どもを預かって養育する制度で、里親と子どもに法的な親子関係はなく、実親が親権を持っています。里親には、里親手当てや養育費が自治体から支給されます。

養子縁組」は民法に基づいて法的な親子関係を成立させる制度であり、養親が子の親権を持つことになります。養子縁組が成立した家庭には、自治体などからの金銭的な支援はありません。また、養子縁組にも2種類あり、普通養子縁組は跡取りなど成人にも広く使われる制度ですが、特別養子縁組は特に保護を必要としている子どもが、実子に近い安定した家庭を得るための制度です。

日本財団
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他の途上国と比較した、日本の「里親制度」の現状


現代の日本では、実の両親と一緒に暮らすことができない子供たちが乳児院や児童施設で暮らす割合が、他の先進国に比べてとても高いようです!

生みの親のもとで暮らすことができずにいる子どもが、日本には約4万5,000人いる。そのうち8割以上が、乳児院や児童養護施設で生活を送っているという。


これは、先進諸国と比べても圧倒的に多い。

里親だけで言えば、オーストラリアは93%、アメリカは77%であるのに対し、日本が18%にとどまっている。

HUFFPOST

言い換えると、生みの親のもとで暮らすことができず、里親のもとでも暮らせず、乳児院や児童施設で生活している子供たちは、

・オーストラリア  7人のみ/100人中

・アメリカ     23人/100人中

・日本       82人!!/100人中

乳児院や児童施設で生活している子供たちが、日本だけ異常に多いことがわかります。

どうして日本だけ「里親」「養子縁組」が進まないの?

それをうまく説明している動画を見つけました。

2016年にアルジャジーラで放送された、生みの親と生活できない日本の子供たちの現状を特集したものです。

この動画によると、海外では乳児の頃に里親に引き取られ育てられることが一般的ですが、日本は施設で長期間生活する乳児や子ども達が増えており、人権団体からも指摘されています。

全然知りませんでした…

日本より、海外の方が日本について詳しいこともあります。

色々な理由があると思いますが、この動画を見て「里親」「養子縁組」が進まない理由をまとめると、

「里親」「養子縁組」の情報が少ない

多くの日本人がその制度について知りたい!やってみたい!と思っているにも関わらず、「里親」「養子縁組」についての情報が少なく、ただ「難しい。。」と漠然としたイメージだけがあるようです。

HUFFPOST: やってみたい家庭は100万世帯。なのに日本で里親・養子縁組がなかなか増えない理由とは?

 血の繋がりを重んじる

日本人は、違うものを受けいれない性質、血筋を大事にする傾向にあることも、里親や養子縁組が進まない背景にあるとも考えられています。

産みの親の権利を重視する傾向が強い

海外では、親の人権と、その子供の人権は同等であり、子どもの人権を大事にしています。

日本の場合は、法律的に「産みの親」の権利を重視する傾向が強く、子供の権利を奪ってしまうことが多々あるのだと。

しっかりと里親研修などを受けた信頼できる里親のもとで子ども達も生活したほうが、心理的にも社会的にも良いと考えられていますが、今の日本では、「産みの親の決断」が子供の気持ちよりも優先されています。

日本の場合、たとえば子どもが施設で18年間育って、その間一度も会いに来なくても基本的に産んだ方の親権は残ります。

アメリカやイギリスの場合だと、親もとに帰る見込みがないと判断を早めにつけて、次の家庭を探す段階に移ります。

それに比べると日本の制度や法律は、子どもに新しい家庭を探すという方向にあまり積極的ではないかもしれません。

ウートピ

自分では子供を育てられないが、「子供を取られてしまう!」という理由などから里親にも出したくない、それなら乳児院や児童養護施設で預かってもらおう、という親権を持つ親の決定などが、施設で長期間生活する子供を増やしているのだそう。

子供の権利よりも強い「親権」が、里親制度や養子縁組を困難なものにしている一番の理由と言えそうです。

法律・制度・システムに問題があるんですね。

何年間も家族や親子のような愛情を感じることなく、施設という組織の中で生活した子供たちの社会的・心理的成長が問題になっています。

乳児院や児童養護施設も人員が足りず、職員も疲弊しているようです。

また、乳児院や児童養護施設を運営するよりも里親制度を利用したほうが、国の財政的にも低く抑えられます。

特別養子縁組制度の子どもの対象年齢改正

日本では、昨今特別養子縁組制度の子どもの対象年齢を現在の6歳未満から15歳未満に引き上げる改正案が取りまとめられました。

政府は15日、特別養子縁組制度の対象を原則15歳未満に引き上げる民法改正案を閣議決定した。制度は、虐待や経済的事情で実親が育てられない子どもに家庭的、永続的な養育環境を与える選択肢の一つ。原則6歳未満とする現行の対象年齢がネックとなり、制度が活用できない子どもがいるのが課題だった。
家庭裁判所の審判で縁組が成立するまで、実親がいつでも縁組の同意を撤回できる現行手続きも改める。実親の同意や虐待の有無など、当該子どもの縁組の必要性を判断する第1段階と、養親となる人がふさわしいかどうかを審理する第2段階に審判を分け、実親は第2段階に関与できない。
子どもが15歳になる前から、養親となる人と一緒に暮らしているといった条件を満たせば、例外として15~17歳の縁組も認める。この場合、本人の同意を必要とする。
司法統計によると特別養子縁組は2017年、616件成立している。

日本経済新聞 2019年3月15日

この法律の改正により、6歳未満の子供しか特別養子縁組制度を利用できなかったのが、15〜17歳未満に改正され、多くの子ども達が安定した家庭で生活することができるようになりました!

逆に、なぜ今まで6歳未満の年齢制限があったのか不思議です。。。

何歳になっても(子どもでも大人でも!)大事にされる特定の愛情は必要ですよね。

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自分の子供を授からくても、授かっても、「里親になる」「養子縁組」をするという選択肢はあり?!

自分の子供をあきらめる必要はありませんが、「里親になる」「養子縁組をする」という選択肢も持っていても良いかもしれません。

子育ては自分の子供でも大変なのに、自分の実の子どもじゃなかったらもっと大変に違いない、という気もしますが…

しかし、家や愛情が必要な子供たちをサポートをすることは、血縁で繋がったの子どもを育てるのと同じように、たくさんの幸せをもらえるかもしれないと思います。

「私の血を継いでも、、、ねえ〜?(笑)」というのは、昔から心の片隅にあるのも事実。

家族の形も、同一種のグループよりも、多様性のあった方が、お互いに学び合い、もっと楽しいかもしれません。

関連記事: 【子宮頸がんになると子供が産めないの?】子宮頸がんと妊娠の関係性

「Adoption(養子縁組)」をした海外のセレブ

・アンジェリーナ・ジョリー

・トム・クルーズ

・ニコール・キッドマン

・サンドラ・ブロック

・ダイアン・キートン

・ヒュー・ジャックマン

・メグ・ライアン

など、海外のセレブリティは養子縁組制度にとても積極的な印象があります。

養子として育てられた子供たちもみんな立派に育って有名になっているのにビックリ!!  

参考: American Adoptions

アメリカでは、「国際養子縁組」という海外から養子を迎える制度もあるようです。

アメリカで養子縁組をされた、渡辺さんという方の養子縁組の記事が素敵なので是非読んでみてください!↓

UMU: 「自分で産むのも大変なら、養子を迎えるのも大変」。実体験から知る、シリコンバレー発 “養子大国アメリカ” のリアル。

映画で見る「里親」の形、「家族のあり方」について

日本では、なかなか「里親」として生活している夫婦に出会える機会はありません。テレビで特集を見ることも少ないでしょう。

しかし、最近は血の繋がりがなくても「家族のあり方」について考えさせられる良い映画がたくさん公開されています。

昨年公開された「インスタント・ファミリー」も里親の葛藤と愛情を描いた良い映画。

この「万引き家族」も、家族の多様性という意味では、その1つですね。

素晴らしい、家族の絆、人の絆を深く考えさせられる映画です。

おわりに

家族から離れて生活せざるを得ない子ども達がいないことに越したことはありませんね!

どんな親だったとしても、子供は自分の親を一番に思うようです。

しかし、何かの事情で自分の両親と住むことができなくなった子供たちを少しでもサポートできる「里親制度」や「養子縁組」は、子供たちを育てたい・サポートしたいカップルには「あり!」の選択だと思います。

また、最先端を行くアメリカの「子どもの権利を尊重する社会」から日本の「里親」「養子縁組」について学ぶべきことがたくさんあるように思います。

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