楽しいロマンティックコメディ映画「クレイジーリッチ!」口コミ

書店や映画館で「CRAZY RICH ASIAN(可笑しいくらいリッチなアジア人)」という題名を見つけた時、ちょっと品格にかけるネーミングだなと思っていました。映画も観る気がしないな〜と。

しかし、映画館でもこの「CRAZY RICH ASIAN(クレイジーリッチ!)」は長い期間上映されており、本も世界的ベストセラーとなっています。

シンガポール系のオーストラリア人に「そんなに難しい英語で書かれていなくて、ストーリーも面白いしオススメだよ!」と勧められて試しにこの本を手にとり、毎晩半身浴タイムのお供にしていました。この本、ディテールが細かくてハイセンスで面白い!

それならと期待して女友達と映画も観に行ってきました。ロマンティックコメディーにも関わらず最終的には感涙…

シンガポールの裕福な家系の男性(ニック)と恋に落ちた女性(レイチェル)の下克上的な恋愛物語ですが、映像も音楽もアジアのオリエンタルなエッセンスが散りばめられハイセンスで、しかし笑いあり、時代を超えて多くの人が共感する人間ドラマもありと素敵な映画でした。

日本でいう「花より男子」にやや似たようなダイナミックなシンデレラストーリー。舞台はニューヨーク、シンガポール、ロンドン、フランス、香港、インドネシア…と旅するように映画を楽しむことができます。

また展開がベタでいい感じなのです。

ストーリー:

生粋のニューヨーカー、レイチェル・チュウ(コンスタンス・ウー)は、長年の恋人ニック・ヤン(ヘンリー・ゴールディング)が親友の結婚式に出席するというので、一緒にシンガポールへ向かう。初めてのアジア旅行に胸を躍らせながらも、それまでニックが家族の話を避けているように感じていたレイチェルは、彼の家族に会うことにとても緊張していた。出発当日、空港で案内された先はファーストクラス……なんとニックは、かの国でもとりわけ裕福な一族の御曹司であるだけでなく、社交界の女性たちから超人気の独身男のひとりでもあったのだ。そんなニックの恋人として現れたレイチェルには、嫉妬深いお嬢さまたちからのキツーい視線が突き刺さる。さらに悪いことに、ふたりの交際をよく思わないニックの母親(ミシェル・ヨー)が仲を裂こうと画策し始める。そんななか明らかになってくるのは、お金で愛は買えないが、お金の存在は物事を断然複雑にするということだった…。

出典:ワーナー公式 クレイジー・リッチ!

レイチェルは普通の一般女性のように書かれていますが、実際は若くして大学教授となり教壇に立つとても聡明な女性。ただ、ニックが大富豪すぎてその影が薄くなっています。

アジアの富豪はこんなに信じられないくらい裕福でステイタスがあるというのを見せつけるような映画なのかと思いきや、どの国のどの恋愛でも段々と気になるお互いのお家柄・価値観の違い、「家族」がテーマです。

最近ではこのようなお家柄というのも感じることが少なくなってきているようにも思いますが、レイチェルほどの学歴や経歴がある女性でも、ニックのような大富豪となると家族の家柄も育ちも違いを感じちゃうのですね。

お金持ちと結婚する女性のシンデレラストーリーではなく、国際化したアジアにおいても家族・資産を守り、一族を繁栄させていくという一族の心意気を感じます。

西欧社会で良い教育を受け西洋化した新世代のアジア人の男女と、昔からのアジア文化や風潮を守りたい親世代の家族関係が交差していて非常に興味深いです。

アジア人でなくても、どの人種・どこの国の人でも、共感できることですよね。

もちろん映画なのでこんな華やかな生活をしている人がそんなにたくさんアジアにはいるとは思いませんが、中国やアジア圏の経済成長からこんな華麗なる一族がいないとも思えない…ストーリーのほとんどは原作者の経験が元になっているというのだから驚きです。

この映画で印象的なところは、キャストも製作者も全てアジア人であるということ。

今までの風潮では有名な白人をキャストに起用することが一般化されていましたが(ホワイトウォッシュ)、このように全てアジア人で揃えた映画が大ヒットすることは前代未聞のようです。

アジアのパワーを感じる、今までの映画界の常識を覆す転換期のような作品です。

「クレイジーリッチ!(日本名)」公開は、9/28(金)!

女性は特に楽しめる映画なので観てみてくださいね。本もお勧めです。

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