西洋の結婚式と日本の結婚式の違い

私たちの結婚式は、夫の強い希望で東京で神前式と披露宴(パーティー)をしました。約80名の招待客の半分は海外からのゲスト、半分は日本のゲストでした。

西洋の結婚式と日本の結婚式は何が違うの??

まずは、海外からの招待客が結婚式をどのように行っているのでしょう。


西洋の結婚式:

・式が披露宴よりも大事。(全員参加)→日本の場合は披露宴の方を重視しますよね!

・お祝儀はカップルで10000円程度(気持ち)、またはプレゼント。(一般的)→日本の場合は、3万円、5万円、10万円と額が決まっていますよね。

・ファーストダンス。ファーストダンスの後はブライズメイドとグルームズマンたちが一緒に踊る。→ファーストダンスとは文字通り「初めてのダンス」みんなの前でダンスを披露します。スローダンスの場合がほとんどでしたが、最近ではみんな練習して招待客を喜ばせるダンスを披露する人も増えています。

・ブライズメイドとグルームズマン。(パーティーのサイズによるが80人の招待客だと各2、3人)→日本ではあまり馴染みがないシステム。女性側と男性側からそれぞれお願いするお手伝いしてくれる人たち。昔からの友人だったり、兄弟姉妹だったりします。

・ダンスの時間。(バンドがいるのが通常)→ 一通り食事やスピーチなどが終わったらあとはみんな楽しむ時間です。バンドなどを呼んで盛り上げます。

パーティーは通常6〜8時間とか続く。→日本の場合、披露宴は2時間半ですね。

・料理は日本のようにフルコースではない。2、3品または、軽食ビュッフェ。→ここにお金がかかってないから、お祝儀はいらないのでしょう。

・結婚式の前日にみんなで集まるリハーサルディナー。→結婚式当日だけでなく、前夜もみんなで食事をしたりします。

・結婚式の次の日は、招待客の参加者でランチ等。→次の日も。

・スピーチは、会社の来賓ではなく昔からの友人が行う。→ 結婚式は「二人のために行うもの」という意識が強いです。日本が縦のつながりを大事にするのに対し、横のつながりを重視します。友人や兄弟姉妹からのスピーチ(子供の時のエピソードなど)を招待客は楽しみにしています。

・引き出物はなし。あっても飴とか小さなプレゼント程度。→だからお祝儀がいらないのね〜

・「フォ〜!」とか言って楽しむ雰囲気がいっぱい。→ かしこまっていません。

日本での国際結婚式で大変だった点

1. 西洋の結婚式のスタイルがわからない

遠くからわざわざ来てくれた海外からのゲストをもてなすことが、私たちにとって最優先課題だったので、パーティーは全て英語で、ほぼ西洋式で行いました。

しかし、日本の結婚式会社の人は、オリジナルなウェディング(日本式以外)には基本的に対応できません。
マニュアル通りに進まないと「お任せしますと」フォローしてもらえないことが多いでしょう。

2. 細かい日本の結婚式文化をわからない。

夫婦二人で色々決める結婚式ですが、夫が日本人でない場合、上座・下座、家族の座る位置、新郎側・新婦側の席、来賓席などなど?です。

席は来賓や親族関係なく配置したいのですが、日本人である私の父はそれが気になってしょうがない。笑

私たちが普段何気なく当たり前に思うことも、お互いの常識ではないのですね。

3. 日本の結婚式のあるある常識を理解できない。

一番大変だったのが、持ち込み料

日本の結婚式会社では、オリジナルにしようとすればするほど持ち込み料でコストがかさみます。これがまたかなり高額なんです。

私たちは夫のスーツ、ウエディングのカップケーキ、4Kビデオ撮影の人など色々なものやサービスを持ち込みました。

しかし、「なんで質の良いものを自分たちでお金も払って準備して、ウェディング会社は何もしてないのに、さらにBYO料金を払わないといけないんだ!」と納得いかない夫。

「日本の結婚式ってそういうもんだよ」となだめる私も、夫のいうことは間違っていないけど〜、そんなこと言われたって〜私も人生で初めてだからわかんないよ!とブチギレ。

夫も間違ったことは確かに言っていない。

ここは日本のウェディング会社もそろそろ考え直すべきですね。

ウェディング会社と夫との板挟みです。笑

4. 通訳・翻訳

私たちが大変だったのは両サイドのゲストにわかるように、メニューなどのペーパースタッフから全部英語と日本語で作ったことでした。

懐石のフルコース(日本食好きの夫の意向)の英訳がレストランにないと言われ、ウェディング会社からも箸を投げられ、結局私が英訳しないといけないことに。

しかし、懐石コースのメニューの雰囲気を英語にするのは本当に難しい!

「カラスミの漢字も読めないのに、英語でなんていうかなんてわかるはずない…」というような状況でした。

5. 夫が日本語ができないと全て自分でしないといけなくなる。

国際結婚をお考えの方、日本語の読み書きできるパートナーを見つけてください。色々助かります。 

6. 結婚式前後のイベントの企画も大変

結婚式前後の約一週間はウエディング前後のイベントをすることも多いでしょう。

私たちも観光客気分で様々な東京でのイベントを企画したため、

・大相撲の千秋楽のチケットの手配
・20人グループのマリカーの実施
・ロボットレストランの予約実施、
・東京ゲームショーの先導
・ローカルビアーが楽しめる代官山のランチの予約、
・富士キュー、
・結婚式後の表参道の二次会、
・隅田川の屋形船の予約実施…

そして、その集金・支払いetc…大人数をまとめるのは大変です。

パスポートをタクシーに忘れたり、集合場所を間違えたり、果てし無く色々な予期せぬトラブルが起こります。

今となってはいい思い出ですけどね。

7.海外の招待客の食事のNGリクエストが多く、対応が困難。

これまた大きな問題。海外ではとても良くある「グルテンフリー問題」

懐石をグルテンフリーで作るというのはまだまだ浸透していないようです。

しかも、コンタミンもダメなのかなどとても気を使いました。

さらに、生魚はダメ、肉しか食べれない、ベジタリアン、糖尿病…

日本の結婚式のように食事のNGを聞いたのはいいものの、どこまで対応するべきなのか悩みました。
 
日本の結婚式での食べ物NGの乳製品や甲殻類などは比較にならないほど、ゲストの食事のNGは多いと心得ましょう。

8.お祝儀の兼ね合い

日本の結婚式の場合、お祝儀から半分返しというのが基本だと思います。

(最近は結婚式も高額になっているためそうはいかないと思いますが)

しかし、海外からのゲストのお祝儀の額が見えない。。

すると、引き出物のランクが選べない。

会費制にすればよかったのかな?なんて思ったりもしますが、海外ではゲストが結婚式に来て決まった金額を支払うということは失礼にあたるため却下。

日本と海外からのゲストを平等に喜ばせようと言うのは至難の技です。

人生に2度とない?!結婚式の計画はとても大変ですが、文化を融合させた結婚式は素晴らしい一生の思い出になるでしょう。

お互いの違いを理解し合って、オリジナルな結婚式の準備を進めて下さいね!

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