子宮頸がんは、25~29歳の女性が発症するがんの1位であり、AYA世代の患者数が年々増えていると言われています。乳がんは25~29歳の女性が罹患するがんのうち3位に位置しており、20代前半から罹患率が上昇し始めます。
引用:SBI損保
私も30代前半で高度異形成で円錐切除をしました。
病気になって、私が一番心配したのは「保険」のこと。
まだ分からない不安に対して保険を掛け続けるよりも、病気になった時に支払っても遅くないんじゃない?という人もいます。
「日本人は他の諸外国に比べて、保険をかけ過ぎてる」という話も聞いたことがあります。
日本は先進医療に対する限度額も決まっているし、保険証の医療保険でも大丈夫だよ。
という人もいると思いますが…
私も「今後のことが心配」と思い、保険を見直しては掛け続けていました。
(保険の窓口にもよく通ったものです。)
まだ家族がいないので、重視していた点は以下。
・入院保障が手厚いもの(仕事ができなくなった時に助けてくれるように)
・婦人科系の病気やがん保険などに強いもの
子宮頸がんは特に若い20代〜30代前半の女性に多い病気です。
小林麻央さんも34歳という若さで乳がん他界されたのも悲しい記憶です。
20代、30代の若さでも、婦人科系の病気にかかる確率は低くないのです。
とりあえず私がお世話になっていた保険会社に
「子宮頚がん検診で引っかかってしまって。癌化はまだしてはいないのですが、これから円錐切除術を受ける予定です。私も保険を受け取れますか?」
と問い合わせました。
すると、驚きの回答が…
「子宮頸がんの場合は、癌になっていないとがん保険はおりません。」
。。。
えっ〜〜!!嘘でしょ。。
とパニック。
高度異形成の診断で、私の場合HPV16型だし、今後遅かれ早かれ癌化することも約束されたようなもの!!
私が掛けてきた保険はなんだったんだ〜!…
と頭の中が真っ白に。。
しかし、気を取り直して、再度状況を説明し、CIN3(高度異形成)だということも伝えました。
すると、保険会社の方が
「子宮頸がんの場合、CIN3からは癌保険の対象になります。」
ということを教えてくれました。
*これは私の保険会社の場合です。保険会社により事情が異なると思うので、保険加入時に確認することをお勧めします。
まあ良かったけど。。。
なんだか切ないのも否めません。。。
保険に入る時誰もこんなことは教えてくれなかったし、私もこんな目に会うとは思っていませんでした。
病気になり、「自分で医療費払ってくださいね、自己責任ですからね。」というのも納得がいかない。
でも、癌化する転移する前に発見することが出来たので、命に変えれるものはないか、とも思ってはいます。
しかし、自分が、いつ病気になるなんて、誰にも予想できません。
一般的に、病気になると健康な人よりも保険に入ることが難しくなります。
そして、加入後3ヶ月経過しないと保険が下りないのが通常です。
一般的ながん保険では契約後90日間の保障免責期間というものがあり、この免責期間にがんと診断されても、すぐに保障を受けることができないということを耳にしたことがあるかもしれません。
保険に入っていたことによって受けられた恩恵は大いにあるので、保険の見直しは大事です。