『おっさんずラブ』とマルチグラ。性別を超えて「愛」を知る?

日本に帰国した際、「おっさんずラブ」というドラマを友人から勧められました。

パプア生活で私も夫も日本のカルチャーやニュースに時差があるため、「おっさんずラブ」という名前を聞いたのも初めて!「おっさん+ 愛」のイメージがはるか想像を超えており、上手く想像ができない…

夫も興味を持ったようで帰ってすぐに見つけ出し鑑賞スタート。

やばい、これめちゃ面白い。笑 その後も毎晩寝る前の楽しみに一話づつ見ました。

帰国の際の飛行機の中でも、二人でおっさんずラブを大爆笑しながら見ていて、近くの座席の人たちは「あの人たち何がそんなに面白いの?!」と思ったに違いないくらい、おっさんずラブのおかげで楽しいフライトになりました。

男性から男性への恋心が切ないんだけども可愛くて愛おしい。おっさんずラブなのに、ハラハラ!ドキドキ!ワクワク!!が普通の恋愛ドラマよりも止まらない。今では大好きな日本のドラマの1つになりました。

あらすじを少しだけ…

「おっさんずラブ」は、天空不動産という不動産会社で働く、黒澤部長(55歳)、春田創一(33歳)、牧凌太(25歳)の三角関係をコミカルに可愛く切なく描いたもの。

黒澤部長は結婚しており綺麗な奥さんと幸せな生活を送っていた。しかし、部下の春田(はるたん)に出会い心がドンドンはるたんに奪われていく…そんなこと知らない春田は女性との恋愛を求めているが鈍臭く全く女子にモテない。そんな時、同僚として牧(マキ)とシェアハウスをすることにあり、牧も春田に心を奪われてしまう…

春田演じる田中圭さんの笑顔ももちろん素敵なのですが、黒澤部長演じる吉田鋼太郎さんの演技、ダンディーな部長と、乙女な部長の交差が、たまらなく可愛いのです。

「おっさんずラブ」は、2018年の4月〜6月まで土曜日の深夜に朝日テレビ系列で放送されていて、その後もSNSなどで人気が広がり、動画配信サイトからもファンを増やし、2019年の映画化も決まったと!

「おっさんずラブ」フィーバーは日本から世界にも広がり続けるでしょう。

このおっさんずラブは、日本のLGBTQへの理解が社会に浸透して来ていることの現れかな~?と思いましたが、ゲイに対する理解を促すドラマというよりは、どちらかというと、ステレオタイプ化された日本社会で生きる男性たちへ「もっと自分に正直に、好きなものに貪欲になってもいいじゃない?!」と後押しをするような、そんなメッセージが込められているように思いました。

日本では、LGBTQの概念も一般化してきていますが、個人のLGBTQに対する趣味嗜好は個人の自由であるけど、社会のみんながLGBTQの人のための社会を作ろう!という動きにはまだまだなっていません。

では、海外のLGBTQ事情はどうなっているのでしょうか?

LGBTQの受け入れで一歩も二歩も先を行く都市の1つが、オーストラリアのシドニーです。

シドニーでは、毎年3月にマルディグラというLGBTQの人たちのパレードがあります。目の覚めるようなカラフルで自己主張の強いコスチュームを身にまっとった人々が街を踊ったり歌ったりしながら練り歩きます。

私もこのパレードを数年前に見に言ったことがありますが、今まで見たことのないものすごい熱気です!!自由を勝ち取ったとばかりに満面の笑顔で、自己表現をする出演者は見ている人たちの心を感動させます。

このマルディグラは毎年世界中から多くの観光客を集め、シドニーの観光の目玉にもなっています。

ドラッグクイーンも、更に自信に満ち溢れている。

シドニーでは、社会がLGBTQのコミュニティに理解を示すような仕組みがいっぱいです。ゼクシーのような結婚雑誌や、結婚や恋愛を題材にしたテレビ番組にはレズビアンやゲイのカップルが登場するのはお決まりです。LGBTQの人たちが自分らしく暮らせるようにトイレもLGBTQの人専用のトイレを作る構想も始まっています。このように、社会がLGBTQの人たちを応援しているため、市民権を得て堂々と暮らすことができています。

この自信に満ちたゴールドのブーメランパンツの軍団!生きてるってこういうことだな。

LGBTQの受け入れがシドニーで進んだ背景には、たくさんの国籍や人種、宗教の人たちがシドニーには住んでおり、ちょっとしたことも「差別」となり日常のありとあらゆるところで問題視されます。「差別」は一番やってはいけないことという意識が多くの市民に根付いているのでしょう。また、人種も国籍も宗教文化もバラバラなため「みんな違って、みんな良い」という意識を多くの人が生活の中から学んでいます。

日本も国際化がどんどん進み、多様な価値観に対して以前より寛容になっています。しかし、不思議なことに、日本人同士で監視で?!「自分だけ特別なんて許されないわよ!」というような風潮があるような気も。

まずは、お互いの個性を認め合えるような寛容な人間関係を作ることが大事でしょう。

恋愛も人生も、自分で枠を設けなければいつでも自由なのです♫

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