昨年、WORLD DOMINATION SUMMIT (ワールドドミネーションサミット)=世界征服サミットに参加しました。
夫が「世界征服サミット」に毎年行っているのは知っていました。
「いつか絶対世界征服サミットに一緒に行こうね〜♫」
なんて言われていたのですが、私の心情としては複雑…世界征服サミットって…
色々と良からぬ想像は膨らみます。ホームページを見ても、みんな変に幸せそうで怪しい。笑
ホームページを見るだけではどんな内容なのか、いまいち検討がつきません。
この強引なネーミングのイメージ反してこのサミットのスローガンは、
How do we live a remarkable life in a conventional world?
(私たちはどのようにしてこの世界で素晴らしい人生を生きるか?)
ありとあらゆるジャンルから、世界が良くなること、幸せに生きることを実行するノウハウや、その経験談をこのサミットでは学ぶことができます。
「良いことをしながら人を幸せにし、生活を豊かにして行くことを怖がらずにやってみよう!」
という内容です。
私もずーっと
「幸せに人や自然が喜ぶビジネスは成り立たないのか?」
という疑問を抱いていました。
このサミットに参加して、
「良いことは社会や世界のためになる。俗に言う「綺麗事」を言って、実際に世の中は変えられる」
ということを実感しました。
このワールドドミネーションサミット(以下WDS)はクリス・ギルボー(Chris Guillebeau)が2011年から始めたサミットです。
クリス・ギルボーはブロガー、ノンフィクション作家として有名で、
・SIDE HUSTLE(副業)
・$100Startup(1万円起業)
・Born For this(このために生まれてきた)
など、自分が得意なことで起業をして経済的に自由に幸せになろうというメソッドの本を出版しています。
日本でもこの手の本は大変人気です。
本屋さんに行ったらビジネス書のところにたくさん並んでいます。
1億円稼ぐ方法、インターネットビジネス、株・FX・ビットコイン、好きなことを仕事にする方法等々。
1990年代には当たり前だった
「良い会社に入って、良いお給料をもらって生活する」
という一般的な考えが、情報化社会の今
「自分が得意なこと・好きなことで生計を立て生活を豊かにする」
という考え方に、世界中がシフトしていると言えるのではないでしょうか。
毎年6月終わりから7月にかけて約2週間(アカデミーは1週間)、アメリカのポートランドでこのサミットは行われます。
私も参加してみて、想像以上にとても素敵なサミットで感動しました。
またポートランドの街が最高に素晴らしい!!
お気に入りの都市の1つになりました。
この世界征服サミット(ワールドドミネーションサミット)の内容やポートランドの素晴らしさを以下に記して行きたいと思います。
WDSでは、ギネス記録に挑戦したり、新しいことにみんなで挑戦したり、無償で世の中の人のためになることを行ったり、今まで「綺麗事」として敬遠されてきたこと、勇気がなくてできなかったことをこのサミットでは実施します。
そして、今までの不可能を可能にし、世界を変えていこう!というモチベーションを参加者に与えることが目的です。
後々何かの勧誘とかあるんじゃないの〜?!など心配している方はご心配ありません。
同じ意識を持つ人々が集まって、情報を共有したり、コミュニティーを作ったりすることが主になります。
この活動は年々大きくなっていて、このサミットへも開始以降1万人以上の人たちが40カ国、アメリカ全土から参加しており、ムーブメントを巻き起こしています。
Contents
1 毎日ポートランドの各地でいろいろなミートアップが行われる
オレゴンのポートランドの市内は鹿児島市内と同じくらいの大きさで、とても小さな街です。
この小さな町の中の公園や会議室、カフェ、などいたるところで、ダンスコミュニティー、ライフハックコミュニティー、ヨガコミュニティー(ゴートヨガもありました)、オンラインビジネスコミュニティー、自己啓発コミュニティーなどいろいろなミートアップが開催されます。
参加したミートアップはインターネットビジネスのノウハウを学ぶものでした。
この先生が講義した内容は、これからのアメリカ経済の動向や生活の見直し、インターネットビジネスのスタートアップのマインド。
2 約1週間、TED TALKのような講義が聞ける
毎日1週間色々なタイプのアカデミーに参加できます。
この講義は「行動することの意味」などを話し手の経験を元に話していました。
この女性は、「リーダーシップの必要性」について。
リーダシップはどのように発揮されるべきかなど。
次の女性は、自身の本の出版、インフルエンサーとなる道のりを自身の経験を踏まえて話しました。
今となっては、多くの人が彼女のことや彼女の本を知っているけども、そこまで来るのにTwitterで何回つぶやいて、ブログを何年間更新し続けて…
白鳥は優雅に見えるけれども、水面下では必死に努力しており、その努力の上に今の自分が形成されているということ。
次の男性はオーストラリア人で、弁護士として働く傍、健康や食事に気を使ってこなかったそうです。
しかし、これではいけないと食生活を一転ヴィーガンに転換し、食事管理、運動管理をしてどのようなことが起こったか、自身の経験をもとに話していました。
この女性は環境破壊・気候変化について話していました。
私が一番感銘を受けたのは、Charity waterプロジェクト。
このチャリティーウォータープロジェクトというのは、以前ジャーナリストであったこの活動の創始者が、アフリカに取材に行った時に、多くの女性や子供が水を汲むだけのために多くの時間と労力を使っていたこと、そして汚染された水を飲んで様々な病気にかかっていたことを目の当たりにし、アフリカに水道を作る、井戸を掘るチャリティー活動を始めました。
チャリティー活動や慈善活動の多くは、諸経費(特に人件費)にその多くを持って行かれ、実際に活動のために使う資金はほんの僅かしか残らないのが一般的です。
そのため、このThe Springでは、チャリティーで得たお金の100%全てをその活動に使えるように仕組みがされています。
だからと言って、人々が無償で働くわけではなく、活動資金は違うところから得る仕組みを作ったのです。
この活動にはとても胸を打たれました。
3 世界中の人と知り合いになり、世界の状況を知ることができる
とてもフレンドリーなコミュニティのため、ミートアップや道端ですぐ友達になります。
世界中から色々な活動をしている参加者が多いため、とても勉強になります。
参加者の中には、アメリカと対立中であるシリアからシリアの現状を伝えるために来ていた学生もいました。
新聞やニュースでは得られない、世界の現状を知ることができます。
4 自分の興味のあるフィールドについて学びを深めることができる
アカデミーやセミナーは事前にスケジューリングされているので、自分が好きな講義に参加することができます。
いわゆる「大人の大学」です。大人になると違うフィールドの人たちと会い話す機会が少なくなるものです。
違う分野の勉強をする時も、本やネットの情報に頼ることになり、積極的に大学のようにアカデミーを受講することはできず、本当に自分のやりたいことにフォーカスし実行することが困難になるものです。
個人的には、WDSの講義の範囲は大学と同様に多種多様なので、まだ自分が人生において何をすればいいのかわからない人、決めかねている人、漠然とは分かっているけどやり方がわからない人などが受講すると新しい発見があり、背中を押してくれるように思います。
5 ポートランドの生活を楽しむことができる
オレゴン州のポートランドは、アメリカの中でも経済の発展が遅れたため、古き良き建物や文化がそのまま残っています。
個人のユニークなレストランや商店が今も街に軒を連ね、人々はオーガニックでロハスな暮らしをしています。
ナイキの本社があるのもポートランドです。
全てがユニークでとても可愛いです。
↓とてもオススメな本屋さん「POWELL'S city of BOOKS」
↓ ポートランドで一番可愛くて美味しいドーナツ屋「VOODOO Doughnuts」
↓めちゃめちゃお洒落で美味しいベトナム料理のレストラン「Luc Lac」。とってもオススメ!!
ポートランドに行く際は、WDSにも参加してみてくださいね!
全て英語のアカデミーですが、とても良い勉強になると思います。
WDSでは英語と同時にこれからのビジネスも学べます!
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・たったの2日で英語が喋れるを約束!【 English Boot Camp 】
ポートランドを舞台にしたコメディTVシリーズ「ポートランディア(Portlandia)」もオススメです。(大好き!)