安全なニュージーランドでのテロ事件。イスラム恐怖症、白人至上主義、越えられないのは人種の壁なのか?

ニュージーランド・クライストチャーチでのテロ事件のニュースが飛び込んできた一昨日の朝のこと。

日本と同様に、ニュージーランドも世界一安全な国と思っていたのにとても悲しい事件だ。

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なぜニュージーランドを標的としたのか?

AP通信は実行犯とみられる男の声明文に「世界で最も遠隔地とされる所でさえ、移民流入から逃れられないことを示すため」という趣旨の記述があったと報じている。

なんでそんなメッセージを残す必要があるのか?

この実行犯の思想は「普通ではない」だということがわかる。

ニュージーランドは差別的な国なのか?

クライストチャーチは、のどかな田舎町である。

人も温厚で優しく、自然が豊かで、安全で、そんな町でこのような忌まわしい事件が起こるなんて誰も想像していなかっただろう。

ニュージーランドは移民政策にもオープンな国で、クライストチャーチにも留学生や移民などのいわゆる「昔はニュージーランドに住んでいなかった人」が多く住んでいる。

そのため、人種も多様である。

関連記事:ニュージーランド人ってどんな人たちなの?!性格と国民性あるある

なぜモスクを標的としたのか?(イスラーモフォビア)

この白人至上主義の男性は、「移民は侵略者」として移民政策に反対していたようである。

イスラム恐怖症(イスラーモフォビア)という言葉を聞いたことがある人もいると思う。

イスラム恐怖症とはイスラム教ムスリムに対する憎悪宗教偏見のことである。「イスラム恐怖症」という言葉は広く使われている一方、この単語の使用、あるいは、その概念が表す内容について非常に多くの議論がある。

Wikipedia

イスラム教徒というだけで、罪のない善良な人々まで、宗教的偏見に巻き込まれ傷ついている。

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移民を抱える国の問題

ヨーロッパでテロが起こる時も、多くの移民が失業や生活苦で、その怒りややるせなさからテロリストになってしまうことがあるという。

また、宗教や思想・誰かの教えや洗脳でテロリストになってしまう人もいるという。

そして、国の失業率が高いと国民の反感は移民に向きやすい。

宗教や人種など、自分と違うものへの違和感や嫌悪感が「差別」につながっているのかもしれない。

関連記事:現代の世界で一番敏感な問題はいろんな種類の「差別」。PC(ポリティカル・コレクトネス)とは?

「ヘイト(HATE)」は自分を守るためのものなのか?

違う分類に対する「ヘイト」、同種のものに対する愛着、現状を守ろうとする保守的な感情は、みんなが持つ一般的なものだろう。

そのため、世の中の「ヘイト」をなくすことは現実的ではないかもしれない。

しかし、法律で取り締まることは可能なはずだ。

差別は「犯罪」であり罪がとても重いものだということが、このニュージーランドのテロからも言えるのではないだろうか。

日本の保守のヘイト感情

日本も他の国に比べて移民の受け入れ数が少なく、自国に他の国の人たち(移民)を受け入れていない国の1つである。

人種に対する偏見や差別も、他の国同様に根強い。

日本の場合は、移民に対する嫌悪感というよりも、相手を知らないことによる不安感が強いように思う。

これから日本の一次産業やサービス産業にも多くの外国人が参入し、日本社会の一員として働く人が増加する。

お互いに共存していく必要があるのだ。

日本も人種問題や差別についての教育や規制を強化していくべきだろう。

移民を受け入れる未来に必要なこと

それでも根強いのが「ヘイト」である。

何十年もキュウリが嫌いな人に

「キュウリは健康に良いし、好きになった方がいいよ!」

と言ったところで、キュウリ好きになる人は少ないだろう。

昔、キュウリに対して嫌な記憶がある人は尚更である。

「キュウリが嫌い」というのもその人の体験や情報に基づいた意見であり、時には変えられない事実なのである。

おわりに

「差別」は人間の感情であり、完全になくすことができないとしても、差別的な行動や発言は法律で厳しく規制するべきだと思う。

また、テロで使用されたような「銃」の生産や販売も厳重に規制すべきだ。

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