愛犬の介護と尊厳死

昨年の10月、家族の一員であったラブラドールレトリバーの「ドール君」が16歳(人間の112歳!)でこの世を去りました。

ドールの写真

死因は老衰10歳過ぎてもピンピンしていて、朝晩各約1時間の散歩が毎日の日課。海岸線を歩いたり、柿の木を探しに行ったり、田舎の畑を回ったり、毎日を楽しんでいました。

亡くなる2年前ごろから、白内障の症状が進み、散歩中に溝に落ちそうになったり、電柱にぶつかりそうになったり。後ろ足の動きが悪くなり、徐々に歩く距離が短くなっていました。やはり白内障は犬の天敵ですね。出来ることなら、人間のように白内障の手術してあげたかったな。

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昨年の6月(亡くなる4ヶ月前)に、母から電話があり「ドールが立てない」と。

ドールはラブラドールの中でもガタイの良い犬で(肥満ではなく)28〜30kgぐらい体重がありました。

動物病院に連れて行ったのですが、ドールは16歳とかなりの高齢だったために、もう積極的な治療を行う段階ではないと言われました。

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立てなくなってからは、頻繁に痙攣の発作、全身の硬直がありました。

脳梗塞・脳出血が疑われる所見でしたが、動物でMRIを撮るのは保険などないため高額だと(実費で8万円くらい)。

また、ドールは高齢でもあったためゆっくりと看取るという結論に至り、痙攣に対しては飲み薬で対処していくことになりました。

それから、全身の硬直で(胴体の反りと四肢の突っ張り)座れないため側臥位のまま動けないドールの体を綺麗にしてあげてオムツをつけて介護が始まりました。


*利用したペットの介護用品*

・洗い流さないペットシャンプー、ウェットティッシュ
・大型犬用のオムツ(または大人用Sサイズのオムツ。犬用は高いので)
・尿取りパット(これも人間用可)
・手袋
・褥瘡対策ガーゼ 
・タオル 低反発マットなど

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家族で、初めての愛犬の介護をどうすれば良いか一生懸命考え、試行錯誤しましたが、大型犬の介護は並大抵のことではありません。

(このドールも可愛いけど🎶)

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側臥位では、呼吸が苦しく、すぐに褥瘡ができてしまうということで、うちの父はドールを吊り下げるクレーンのようなものを手作りしたのですが、痙攣発作があるため危険になり、使うのが困難になりました。

母が一人でドールの介護をしないといけなかったので、30kg近い犬の体位変換はとても大変です。

痙攣発作で動くのでポジショニングも。いくら気をつけても、徐々に筋肉が衰えていき骨張っていくドールに体に褥瘡ができました。側臥位の寝たきりのため、頬骨、肩、腰、四肢の重なる部分など。そこに動物病院から貰った薬を塗ってガーゼで覆い出来る限りのことをしました。

母は病院で働いているので、昼の休憩時間は合間をぬってオムツ交換と体位変換のために自宅に帰ってきていました。

また、このようなカメラで遠くからも様子を確認できるので便利。

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母の介護のかいもあってか、ドールは動けないものの元気。笑

6月に立てなくなった時点で、「もう亡くなるんじゃないか」とみんな覚悟はしていたのですが、元気な介護老人犬として復活。

食事もドールの顔と体を支えながら、ふやかしたドッグフードや消化のいい野菜をに薬を混ぜてスプーンで食べさせます。これが超重いのですが、ドールは食欲が旺盛です。排泄も綺麗なものを定期的に。

オシッコが出たら「ウ〜ウ〜」と声を出し母を呼び、時には何もなくても老人の不定愁訴のように母を呼びました。(これ結構可愛かった)

母がいない間はラジオをつけて寂しくないように、家族も時間ができたら出来るだけ実家に帰省するようにしてみんなで協力してドールを看取りました。

最後は、呼吸が荒くなり、食事を取れなくなり(亡くなる前日までガツガツ食べていましたが)、眠るようになくなりました。

介護の期間は長いようで短い4ヶ月でしたが、最後まで、ドールも私たちも一生懸命頑張りました。

16歳、私たちと人生を楽しんでくれたかなと心苦しくなり、今となってはもっとあれもこれもしてあげれば良かったなと考えることはありますが、犬も人も人生の終わりは必ず訪れるものです。

ドール君、今まで本当にありがとう‼︎

 

RIP

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ドールの介護中に、アメリカに住む友人にこの話をしました。

すると、「アメリカならすぐに尊厳死させる」ということ。

確かに私もドールの寝たきりの姿と、終わりが見えない介護を目の当たりにし、尊厳死という選択はないのか考えました。

友人の獣医さんに状況を伝え尊厳死について聞いてみると「日本の動物病院では、ほぼ尊厳死(安楽死)は選ばない」ということでした。家族も選ばないし、家族が選ばないことを獣医師も選べない。総合的に考えて、日本の医療では尊厳死(安楽死)は施行しないのが一般的のようです。

その話をまたアメリカに住む友人にすると「ペットショップで動物を買って売れ残りは処分するのに、もうなす術がなくなった終焉を迎える動物に、家族と最後を決めさせてあげないなんて、日本はおかしい。」と。

確かに、日本は命を重んじているようで軽薄にも扱うようなことろがあります。

人間も動物も自分の体が機能しなくなる最後の最後まで生き続けないといけないというのは、本人にも家族にも酷のように思いました。

動物でも最後を決められないのは、やはり責任問題が関わってくるからなのでしょう。

人間にしても動物にしても安楽死は永遠のテーマで、個人的にはやはり家族は決められないので、ここは獣医師がプロの視点から治療の継続や生命の終わりを説明し決めてほしいところです。知識も乏しく愛着のある家族にはとても困難な決断なので…

犬や猫の介護問題は日本の社会問題の1つになるほどのテーマです。

ドールは4ヶ月の介護生活でしたが、何年も介護を続けているという記事をネットでいくつも見つけました。

医療も発達し、寿命がどこまででも伸びて行きそうな今日。死の多様性も考えるべき時に来ていると思います。

ずーっと生きて欲しいけど、老いは容赦無く訪れるもの。

若い時からの愛犬の健康の維持がとても大事です。愛犬が元気なうちから適度な運動と、ヘルシーな食生活を心がけましょう。

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