【パプアニューギニアの魔女医者】ウィッチドクターってなに?!

「魔女医者」という言葉を聞いたことがありますか?

パプアニューギニアでも問題になっています。

魔女医者とは?

科学が浸透しておらず、精霊信仰の強いパプアニューギニアの部族は、問題が起こったら、魔女医者である”Glassman/グラスマン”や”Glassmeris/グラスメリー”のところに行きます。

村のお医者さん、カウンセラー兼占い師といったところでしょうか。

日本でも弥生時代に”卑弥呼”という力を持った女性がいたと、歴史の教科書で習った記憶が!(予知能力、占いなどのスーパーパワーを持った人)

魔女医者がスーパーパワーを持ているのか、どのように魔女医者になれたのかは不明ですが、パプアニューギニアの村ではこの人たちが大きな力を持っています。

村ではとても信頼されているようですが、「魔女医者」という名前から、「魔女」=「災い」を治す・解決する人という意味合いが強いようです。

パプアニューギニアは今もなお未開の地が多くあり、科学が利用されるようになったのはとても最近。

山奥の多くの村では病院もなく、まだ自然と共存しているようなところもたくさんあるため、西洋科学や科学的な根拠を信じる、法律を通して善悪を考えるというのは一般的ではありません。

そんな中で、魔女医者と呼ばれる”Glassman/グラスマン”や”Glassmeris/グラスメリー”の助言が人々の拠り所なのでしょう。

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魔女医者に関して、近代世界から「ちょっと待った〜!」の声

「間違った魔女医者の判断には、刑事責任を問うべきだ」というのです。

親戚や家族が亡くなった時に、誰が魔術をかけて殺したのか魔女医者のところに聞きに行く人が絶えないパプアニューギニア。(病気でも、事故でも)

例えば魔女医者が、

「その人が亡くなったのは、あの人が呪いをかけたからだよ〜」

というと、村人はその言葉を信じ

「そうだったのか〜〜!許せない!仕返しに行ってやる!!!」

と魔女医者の言葉を信じ、仕返しに行ってしまいます。

このような事件が絶えないパプアニューギニアでは、暴力事件やレイプ事件などがよくあります。(この背景には、根強い男尊女卑のシステムもあります)

事件が起こった後、警察がなんでそんなことをしたのかと犯罪の動機を尋ねると

「あいつが呪いをかけたから私の愛する人が亡くなった、と魔女医者から聞いたので仕返しをした。」

魔女医者たちは、

「私たちは、聞きに来た人たちに疑惑のある人(魔女)の名前を言っただけで、拷問したり殺せとはいっていない」

と関係を認めないそうです。

現代の法の下で、間違った魔女医者の指示には刑事責任を課せようという動きが出てきているのは、先進国の人からすると、当たり前ですよね。

魔女医者の言葉を信じ多くの人がそれに従うということは、魔女医者が村で大きな権力と村人からの信頼を得ているということでしょう。

それと似ているのが、「魔女狩り」というもの。

昔の西洋でも「あいつは魔女だ!疫病神だ!」といい、罪のない女性を生贄にしていたような時代がありました。

このようなことが今もパプアのどこかの村では起こっています。

現在パプアニューギニアでは、何か社会で問題があった時には魔女医者に相談するのではなく、村の裁判所に相談するように呼びかけています。(正当ですね)

参考: “Call for Witch Doctors To Be Held Criminally Liable” Post Courier March 19, 2019

パプアニューギニア情報についてもどうぞ!

関連記事:【まとめ】パプアニューギニアでの生活情報(危険な国?日本人はいるの?医療・衛生について)

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