パプアニューギニアの名産の1つに「コーヒー」があります。
1930年代にヨーロッパ人の宣教師によって、ジャマイカのブルーマウンテンの苗木がパプアニューギニアに移植され、1950年代には本格的にパプアニューギニア内でコーヒー豆が栽培されるようになりました。
現在では、国を支える輸出産業の1つです。
そんなパプアニューギニアで2018年も9月10−15日、パプアニューギニア産コーヒーの格付け大会(2018 National Coffee Cupping Competition)が首都ポートモレスビーで開催されました。
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コーヒーの格付け大会(2018 National Coffee Cupping Competition)とは?
パプアニューギニアの首都ポートモレスビーの会場で行われるパプアニューギニア産のコーヒーの等級を決める大会です。
4月〜8月に収穫されたコーヒー豆を年に一度格付けする大会で、各地方のコーヒー豆のテイストが評価され等級が決まります。
今回の大会に出品した農家は以下の写真のコーヒー豆が置いてある地方から集まっています。
(かなりざっくりしていますが。笑)
パプアニューギニアの地理は以下のようになっています。
オーストラリアの北、インドネシアの東に位置しています。
パプア産コーヒーの格付け大会には誰でも参加できるの?
参加者は、コーヒー農家、CIC(パプアニューギニア政府のコーヒー技術者)、業界関係者、国際・国内からのコーヒー格付け審査員などです。
招待客のみとなります。参加費は無料です。
しかし、今年は一般の人のためのコーヒーを試飲できる会場がマーケットに準備されていました!
コーヒー農家の人たちが、いろいろなパプアニューギニア産のコーヒーの試飲・販売ブースを出展していました。
パプアニューギニアコーヒーの格付け大会にカテゴリーはあるの?
カテゴリーは「ファーマーグループ」というカテゴリー1つのみです。
コーヒー格付け大会ではどんなことが行われるの?
コーヒー格付け資格のある国内外の経験ある審査員が事前に農家から提出されたサンプルをもとに、各コーヒー農家のコーヒーの今年の出来栄えについて評価します。
パプアニューギニアのコーヒー格付け大会は四日間行われます。
1、2日目は60グループからトップスコアの30を決め、3日目にその30からまたトップスコアの15を決め、最終日に今年の出来栄えが良かったトップ10を決めます。
For details refer to https://sca.coffee/research/protocols-best-practices/