子宮頸がんは、多くの女性が発症しています。
子宮頸がんを発症した芸能人や有名人にはどんな方がいるのでしょうか?
子宮頸がんを発症した芸能人
原千晶
子宮頸がんの再発で子宮全摘された原千晶さん。
子宮頸がんの早期発見を伝える活動もされています。
以前の記事で再発の危険性も書いていますので、よかったら読んでみて下さい。
シーナ(シーナ&ザ・ロケッツ)
今でも多くのロックファンから愛される、シーナ&ザ・ロケッツのボーカル「シーナ」さん。
残念ながら、61歳の若さでこの世をさりました。
2015年のシーナさんのガン闘病記のこの記事、切ないです。
高橋メアリージュン
高橋メアリージュンさんも、20代の時に子宮頸がんが見つかった方。
そして、難病にも指定されている「潰瘍性大腸炎」の治療もされているようです。
病気に加え、家族の借金など壮絶な人生を歩む高橋メアリージュンさん。
2018年に販売された著書「Difficult?Yes. Impossible? ...No. わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして」が販売されています。
古村比呂
今もキュートで美しい女優の古村比呂さんは、俳優の布施明さんと以前結婚していたことでも知られています。
2012年に子宮頸がんを患い、子宮摘出をし、5年後に再発。
肺とリンパ節への転移がわかり、抗がん剤治療を受けていました。
古村比呂さんのアメブロ「艶やかに、ひろやかに」も人気です。
大竹しのぶ
60歳を過ぎた今も魅力的な大竹しのぶさん。
2016年に出演したテレビ番組で、子宮頸がんだったことを告白。
前癌状態たったため、円錐切除術したようです。
大竹しのぶ(59)が5日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)で子宮頸がんだったことを自ら語った。
この日の番組は、婦人科検診をテーマに進行。大竹は「私、子宮頸がんでした」と明かした。「でも、全然。レーザーで取って」と早期だったと説明。専門医も「初期であれば子宮を取る必要はない。早く見つかれば早く治る典型」と大竹の話に補足。サンスポ
森昌子
大物歌手で知らない人はいない森昌子さん。
2010年に子宮頸がんによる子宮全摘手術を受けていたようです。
森は07年から貧血など更年期障害に悩まされ、09年3月に複数の子宮筋腫と子宮頸(けい)がんが見つかり、同年5月に切除手術を受けた。しかし、10年に入って再び筋腫が見つかり、悩んだ末に「今の私には最良の決断」と、卵巣を残して子宮を摘出する約4時間の手術を受けた。
日刊スポーツ
三原じゅん子
元女優で、現在参院議員の三原じゅん子さんも子宮頸がんを患った有名人の一人。
円錐切除術を行なったが、腺がんだったため子宮を全摘しています。
ご自身の体験から、政治家として、がん検診強化、子宮頸がん予防ワクチンの接種の公費助成などに関する知識・啓蒙の活動もされています。
ワクチン公費助成に対する国会での発言↓
「そもそも私が患いました子宮頸がんという病気は、毎年一万五千人の方が発症し、約三千五百人もの女性が命を落としているというのが現状でございます。また、発症する女性の若年齢化も問題となっております。(中略)子宮頸がんワクチンの公費助成を実施あるいは実施を予定している市区町村は(中略)まだ七%程度しかありません。ということは、経済的な格差がワクチン接種の有無に直結しかねないということです。(中略)私は一貫して、経済的な格差が健康格差を生んではならない、ワクチンを接種したいと思った方が経済的な負担があるがゆえに接種できないというような状況はつくるべきではないと考えておりました[37]。」
Wikipedia
一刻も早く、HPVワクチンの公費助成が当たり前になることを願っています。
坂井泉水(ZARD)
歌手として大変人気だったZARDの坂井泉水さん。
40歳という若さで亡くなりました。
坂井泉水さんの病状の経緯↓
2000年以降、子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症と次々に病気を患い、通院の日々が続いた。
wikipedia
2006年4月、仕事中に体調が悪化したため、病院で検査を受けたところ子宮頸癌が発見される。6月1日に慶應義塾大学病院で病巣の摘出手術を受け、7月に退院。
2007年4月、肺への転移が見つかり再入院。入院中は抗がん剤による治療。
2007年(平成19年)5月26日朝5時40分ごろ、入院先の病院内のスロープから3メートル下に転落し、駐車場で仰向けに倒れているところを通行人に発見される。その後集中治療室で緊急処置を受けるも、後頭部強打による脳挫傷のため翌5月27日午後3時10分に死去した。40歳没。
とても悲しいですね。
向井亜紀
女優でタレントの向井亜紀さんは、「代理出産」をされた方としても有名です。
2000年に妊娠発覚と同時に子宮頸がんが見つかります。広汎子宮全摘出術、抗がん剤治療、放射線治療を受けています。
向井さんは、プロレスラー・総合格闘家の高田延彦さんと結婚しており、アメリカの「代理出産」で双子の子ども達を授かっています。
おわりに
子宮頸がんを発症された芸能人・有名人の方々は、自らの体験を公にし、啓蒙活動などをしている方が多いです。
多くのがん患者さんや子宮頸がんで闘病されている方の励みになっていると思います。